あの陽がいなくて光を失くした 石ころみたいなお月様
夜空に浮かんで闇夜に隠れて 輝くことさえできないそれは
あなたがいなくて光をなくしたあの日のわたしのその姿
太陽みたいに一人で輝く 恒星みたいに生きてる光
それとは違って一人じゃ光らぬ 男と違った種類の命
それって女は衛星みたいに誰かに寄り添う月みたい
月日が経つたび満ちたり欠けたり 一周するたび地球を廻り
子供が生まれる準備をするのに 一月経つたびお腹が痛い
こんなに不安な心と体を不思議な力で支えるように
わたしが願った想いの量だけ どんなに寂しい夜でも越えて
あなたにもらった想いの数だけ こんなに光った体になれる
これって女は恋して初めてこうして輝くものみたい!
好きだと思える人へと寄り添い その陽の光を浴びてくたびに
夜空を照らして誰かに見られて 多くの視線を集めるたびに
女というのは磨きがかかって綺麗に変われる生き物だから
恋より大きな光に包まれ あなたに抱かれて満たされながら
わたしがいないと眠れることさえできないくらいに愛されたなら
あなたがいないと生きてくことさえできないわたしになれたなら
【voice】