父なるあの陽が眠りに就いたら 母なるわたしがおまえを抱いて
笑顔の寝顔を夜通し見守り夜明けが来るまで抱きましょう
暗くておまえが怖がるようなら 満月になって照らしてあげる
可愛いおまえが眠れぬようなら 三日月になって笑ってあげる
いつか、わたしが沈んだときには おまえがわたしの変わりになって
誰かの笑顔を夜通し見守り夜明けが来るまで包むのよ
孤独で誰かが寂しいようなら 弦に変わって奏でてあげて
悪夢で誰かが苦しむようなら 弓に変わって守ってあげて
そうしておまえが眠りに就く頃 昼間を照らせる誰かと共に
今日という日を明日につなげる新たな月陽を継いでくの
【voice】