あなたが真っ赤に染まった顔で 恥ずかし気にして空色変えて
こんなに優しく「今日また一日 頑張ったよね」と口添えをして
世界で最も綺麗な化粧の時間を夕日で染めていく
照れている顔をしてそう言うけれども ぼくなら今日また微妙な顔を
しながら空へと「今日またこんなで よかったのか?」って疑問符を付け
後悔がないか小さく過去見て時間の中へと振り返る
自分が過ごした時間に対して 実感が湧いてこない気持ちで
夕日を見るたび過去から手招き 時々生きるに絶望したり
見えない明日に希望がない時、夢まで悪夢が甦ったり
不安と焦りを何度も感じて 時間よ、戻れと唱えてみたり
するけど空から「今日また一日 頑張ったよね」と言われるたびに
嘘付き「頑張ったよ」って応える自分はこの歯を食い縛る
空火照をするあなたに向かって 嘘付かないよう過ごしていたい
毎日夕日が赤く染めるたび やり遂げたのだと思っていたい
優しい笑みへと満ち足りた顔で自分も笑って夜に向かって
怖くはないって思える月日を 一生懸命迎えてみたい
照れているあなたに恥じない自分で 真正面から「頑張った!」って
叫んでいられる自分を見つける未来を描いて生きていたい
【voice】