落書きは上の空から


    見上げる先には何があるのか それはあなたを想った姿
    揺れているカイトのようにふわふわと 心が躍って彷徨っているの
    これってつまりはぼんやりしながら目線を上げている上の空

    凧より高くて雲さえ突き抜け 衛星目線であなたを捉え
    監視をしないで考え続けて 心配しながら想いよ、届け
    だなんて架空の話を作って次会う時間を待ちわびる


    いつまた会えるか分からぬ隙間が 青空作っているって思う
    会えたら視線は一点集中 あなたに向かって真っ直ぐ向かう
    けれども約束さえない時には空見てばかりで過ごしているの

    衛星使ってレーザービームで 地上に地上絵描いているね
    二人の未来予想図はどんなか ナスカ絵のようにアニメのように
    刻みに刻んで掘って幸せな未来に想いを馳せていくの


    未来じゃなくって過去した思い出 刻んでいたってたまにはいいね
    見上げるばかりじゃ首が疲れるの たまには崖から見下ろすことを
    覚えていったら上の空でも昔の話をしてみようかな

    大空を舞ってその場に止まった 衛星から降る気持ちを刻む
    ぼんやりしたまま指降るそのまま 昔の話を落書きしていく
    心を一旦ここから離して記憶のヴィジョンを描いていくね



    【voice】

    男性ver.空きスペース(声の音源募集中)

    女性ver.空きスペース(声の音源募集中)

    この作品への音・絵・動画募集中

    ▶『詩神降臨』

    ◀『Paradise of Twilight』に戻る

    @感想を送る

© 2018 未完文楽団.All Rights Reserved.