シェイクスピアがこの世にいたら 世界は舞台と言い放つだろう
仕事というのはすべてが役柄 働いているのは役者であって
命の重さが同じみんなが演じているよと言うだろう
シェイクスピアでなくとも同じ 命の重さは全員同じ
ぼくらは誰しも何かの役目を 背負って生まれた役者であって
俳優だなんて肩書きなくても自分にだけしかできないことを
毎日続けて毎回求めて 大なり小なり演じて魅せて
世界の舞台を何とか回して お客という名のすべての民に
楽しむ娯楽を提供しあって飽きずに死なずに生きるもの
プロっていうのがこの世にいるなら 自分に与えてもらった役を
自分が望んで選んだ仕事を 飽きずに続けていく者だろう
スポットライトを決して浴びない端役であっても大事な要素
舞台を仕上げるパーツになるため 自分の使命に徹していって
お客に笑顔と希望をもたらす ためにも頑張るものなのだろう
善人、悪人、主役に脇役、全員進んで歯車となり
過酷なことでも努力を重ねて いつしかしっくりくるようなって
役柄に合った自分に変わって 脚本に沿って動いていって
物語の待つ結末に向けて全員一致になるのだろう
世界は舞台で仕事は役で 誰もが役目に徹して生きて
大なり小なり劇へと役立ち 景色を楽しく鑑賞させて
生きるに飽きない仕組みで成り立ちこの世はなくてはならないもので
埋め尽くされていく仕事で満ちていく 姿が理想の世界の姿
なりたい自分になれていることこそ 幸せ指数を表す指標
自分が自分でいる人ばかりでこの世を満たして夢見て生きよ
役者でなくとも役目をもらって 働く暮らしがぼくらのベスト
できれば自分がなりたい人へと なれているのならば最高だろう?
人生舞台に楽しむみんなの姿がいつでも見たいんだ
【voice】