昨日の今日までその場にあった 当然だったと思えるものが
突然消されてしまったときには無力な自分をよく嘆く
アレコレ悩んで考え続けて 落ち込む場合じゃないよと言って
体を振るわせ心を震わせ俯くとこから頷かなくちゃ
沈んでしまった夕日によく似た 凹んだ気持ちを空へと上げて
この夜乗り越え朝へと向かって何とか悲劇を超えなくちゃ
行方が不明な言葉を探して 瓦礫の中から光を見つけ
無力なこの手とその手を合わせて一つにつなげて一人はやめて
嵐で心が飛ばないようにと 吹雪で凍えてしまわぬように
地震で不安にならないようにも他人でいるのはやめようか
自分であっても他人であっても 同じなんだとみんなで思え
そうして互いの違いを活かしてみんなでみんなを上手に生かせ
弱者であっても強者であっても 勝者も敗者も誰しも同じ
人間一人であがいてみたって人生もがいてばかりで終わり
1+1から繋がり始めて 千もの万もの無力を集め
いくもの億もの無力になれたらみんなはみんなの力になれる
ぼくらはいつでもいかなるときでも 一人でいるなら0なのだけど
繋がりあえれば一つになれれば∞の力になれるんだ
【voice】