恋坂ヘブン


    天国なんてないのだろうね けれども天まで登っていって
    心はここからどこかの遠くへ 弾んで向かってあなたの元へ
    行くのが分かっているからわたしは恋する気持ちを止めないの

    高まる心地はあたかも階段 段々ステップしながら行って
    リズムを刻んで鼻歌交じりで 山越え空越え宇宙の果てへ
    行くのも恥じないまじないみたいな魔法に支配をされているの


    恋する想いが下らないのなら 地獄へ行くのが必然だから
    重たい気持ちを抱えたそのまま 恋していれたら不思議とそれが
    自分を軽くしステップアップを実現させていく魔力に変わる

    心の坂道上り坂になり 天まで歩める手段はこれさ
    真摯に恋して真剣になって 誰かに向かってときめきを向け
    行くのがしがない人生カラフルさせていく無二なる魔法なの


    天使になっている気分を味わう 夢にも思える時間は恋の
    坂の障害に詰まっているから 険しい道でも乗り越えていきな
    頂上は遥か彼方にあるから命を賭けても追いつけないや

    けれども天国だなんてなくても 恋する時間は一生のもの
    わたしの気持ちが上がっているなら わたしのすべてはあなたのものよ
    きっと天国があるっていうならそれは三角の頂上だ



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