二人のシェルター


    明日が世界の終わりとしても 人生最期を迎える日でも
    あなたがわたしを愛しているなら絶対無事だと思えたけれど

    別れてしまえば隕石到来 重ねた月日は完全崩壊
    未曾有の災害事態に覆われ心と体は悲鳴を上げて

    暗雲立ち込む終末世界で この空見上げてなぜだと言って
    わたしはあなたの名前を叫んで瓦礫をさまようことでしょう


    たかだか貧しい砂漠化だったり 寂しい極寒地獄に居たり
    何かに対する激しい怒りの雷降っても全然平気

    さらには苦しい津波であったり 厳しい事態の地震が来たり
    したって愛する核シェルターなら至ってビクともものともしない

    けれどもすべてはあなたが居るから 近くに居るから守られていて
    離れたくらいで死ぬことないけど別れてしまえば終わりなの


    愛されているなら無事だと思えた 今居る自分が崩壊したら
    あなたを失くした新たな世界を生き抜く準備をはじめていこう

    完全無欠の核シェルターとは 永久不滅の愛情ならば
    わたしはいかなる時代であっても世界であっても求めていくよ

    例え、明日が世界の終わりで 人生最期を迎える日でも
    わたしは誰かと愛し合うという核シェルターへ入りたいの



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