胸の奥から叫んだ声が
喜びという名の森の奥から
悲しみとなって木霊する
規則正しく並べて栄えた
自由という名の孤独な木から
今日も実らぬ果実が落ちた
命をかけて摘み取るような
無駄なものなどここにはないよ
長過ぎる春に身を寄せるよりも
巡り廻る季節へと想いをはせて
儚く舞い散り消えゆく一片の永久に
切なく重ねる愛しき言の葉の間から
消えない影負うあなたへ木漏れ日を落とし
広がる日溜りの中で今いちど傍に
終わりあるという この幸せの中で
生きられるという この幸せの先に
また会えるという この願いを込めて
わたしは歌う
来世もあなたと夢見るために
【voice】