紹介、世界の詩人たち!
ウー:Ladies and サー:Gentlemen. 双子:Welcome to the Great poet's show!! ウー:世界の サー:詩人の
ウー:ショータイム! サー:紹介文!!
サー:・・・・・・・・・ ウー:・・・・・・・・・
ウー:アンタちゃんと台本通りにやりなさいよ! ◀【暗殺ガン】 サー:エンダァ〜〜〜!! イヤァアァァアァァァ!!!(映画:ボディーガードより)
。。。で、でもさ、意味的には間違っていないじゃないか!
I Will Always Love Youといえばそうね。 ここはホームページをつくったらやってみたかったことのひとつ。世界中の詩人を紹介するコーナーよ。 タケルが詩人視点で自分の気持ちをまじえながら偉大な詩人たちの歴史や彼らの人となりと作品を伝える紹介文のようなところなの。
(それならさっきの台詞のままでよかったじゃないか。。。)
そこにこう、華をそえてね。ショー感覚でお届けしていこうっていうことよ。
(なんか気持ちを見透かしながら後付けしたような。。。) へぇ〜、それまたなんでそんなことをしようと思ったの?
そりゃぁもうやりたいからに決まっているでしょう。 それにね、この人たちの生き方や言葉っていうのは現代人にも非常に役に立つわ。
サー:それは文学的にとか、哲学的にとかそういうことで? ウー:それもあるけれど、ようするに―― 「――こんな生き方もアリなんだ!」 「――こんな考え方があるんすか!?」 みたいなことかもしれない。 サー:あぁ、なんかわかる気がする! なんかここに書かれるような人を見ているとそうなってくる!! ウー:そう。。。
。。。なんかほんと、色んな人がいて色んな人生があって色んな言葉の使い方をする人ばかりなんだけど、結局伝えたかったのはただひとつっていうか。 この人たちは人間の“しあわせ”を探し続けた愛すべき人たちなの。
そ、そのわりには幸せとはほど遠い人生を歩んだ人も多いような気が。。。
フフッ。。。詩人の盲点を点いたわね(遠い目) だけど世界一有名な本の中にもこう書いてあるでしょ、 「はじめに言葉があった、 言葉は神と共にあった、 言葉は神であった」 もしそうだとしたら彼らはもう何を持つ必要もなく生きていけるはずの人たちだったのかもしれない。 アタシはここにいる詩人たちは元々大きな幸せを持って生まれ、持ちながら生きていた人たちだったって思うの。
なるほど。 直感的なウーノらしいや。 もしそんな風に物事を見られたのなら彼らの不幸は。。。 そこにより近づけなかったり、 それをカタチにできなかったりってことになるね。
そういうことよ。 だからね、彼らの人生を悲しむことなんてないの。
それでいて、ここで紹介してアーカイブすればもうちょっと報われるのかもしれないね。
えぇ。そんなこんなでちょこっとずつ世界の詩人を紹介していこうと思うわ。 今の世の中、調べようと思えばWikipediaで十分だから名前とwikiへのリンクを載せちゃえばいいんだけど、それじゃぁなんか退屈だからタケルの詩人視点と色んな資料を参考にしながら進めていきましょう。
オッケー。 それじゃぁ次は主に紹介していく国を挙げていくよ。 サーチ、国旗を掲げるんだ!
ワ〜ンワワ〜ンワ〜ンワ〜ンワ〜〜ン♪
サー:ここで大きく紹介しようと思うのは日本、イギリス、ドイツ、フランスの4ヶ国。 ウー:さらに中国、イタリア、アメリカ、ロシア、インド、それに北欧とアフリカを加えたページをいくつかに集めてまとめてみようと思うわ。 サー:上の4つの国にはお気に入りの詩人が多いから紹介しがいがあるよね。タケルの研究対象になっていたのもこの4つの国だったし。 ウー:そうね。他の国にも大詩人はいるけれど、人数が少なかったりする場合が多いから臨機応変にやっていきましょう。 サー:オッケー。あとはこの場にふさわしいぜひとも引用させてもらいたい文章があるからちょっとだけアップさせてもらおう。サーチ、お願い。
岩崎書店:世界の名作文学30 『世界名詩集』より 詩人・安藤一郎の序文 「世界の名詩を読む喜び」の中より抜粋 どこの国でも、詩は文学の粋(すい)、またはその中心になっています。というのは、詩がいちばん古い源をもっているので、その国の人々の生き方と精神を、もっともはっきりとあらわしているからです。ただそればかりでなく、山、海、草木、動物といった自然を歌い、人間の心のうごき――愛とか情熱とか、喜びや悲しみを、率直に語るものなので、ひとつの国、ひとつの民族をこえて、本来万人に通じるものがあります。また、そうでなくては、よい詩ということができないでしょう。 詩には、もうひとつ、大事な特徴があります。それは、形式ということばの面白味ということで、ふつうの文章とひじょうに違うのです。 形式は、国々によってそれぞれ異なっているのですが、ざんねんながら翻訳だけではそれを十分に知ることができません。一方では、また、昔からの伝統に従う形式は、現状になって、だんだん破られてきて、もっと自由な新しいものがあらわれているのです。 しかし詩は、どういうものにしろ、じぶんが感じること、心に思うことなどを、短いひきしまったあらわし方で、直接につたえるように書かなければなりません。 ことばの面白味ということは、いろいろの要素をふくんでいます。ことばの音(おん)、ひびき、もしくは音、ひびきの組みあわせの美しさがあるべきなのですが、これも原語の詩をじかに読むのでなければ、よく味わうことができません。 それにしても、すぐれた詩には、物の見方のするどさ、うまい喩え、色とか形とか、まただれにもわかる真理があって、読む人の感情と思想をゆたかにするものが多いのです。
ここには世界の詩を読む上で大切なことが書かれている。 万人に共通な意味を持つところもあれば、翻訳では超えられない価値もある。母国語の形式を守ろうとする人もいれば、新しい形式をつくろうとする人もいる。
けれどもやっぱり優れた詩には人種や原語の違いを超えた何かがある。読む人や聞く人の何かを豊かにするものがある。
確かに詩というのは母国語を理解できる人が、詩をつくった本人が朗読したものを聞いてはじめて100%の魅力が伝わるものなんだけど、それでもちょっとでも興味を持ってもらえるように紹介していこうよ。
えぇ。なんか詩人っていうと普通の人とちょっと違った人っていう印象があるみたいだけど、知れば知るほど人間味や魅力に溢れる人たちばかりなの。
だから詩に興味や関心のない人、読み方や楽しみ方のわからない人に少しでもわかってもらえるようになるのがこの劇の目的ってことになりそうだね。
そうなりそうね。 詩っていうのはその人の人生経験によって固まった世界観、そして個性や環境で変化する人間性によって綴られるもの。 だとしたらまず最初は詩人の人生・人間的な魅力やエピソードを知ってもらい、そのあとで作品を紹介すれば綴られたものを紐解きやすくなるはずよ。 手編みの服を想像してみて。 その手編みの服はあなたの気持ちを温めてくれる。 あなたはその服を着たい。だけど外見のサイズは関係なく、金銭の値打ちでも買えない不思議な服だから困っている。 そこへ服を作った人がこう伝えに来た。 「その服を着たいのなら糸を解いて結び直すしかない。 そうして着直せば手編みの服はあなたのものになる」 これからあなたは詩人が心を込めてつくった言葉の服を紐解こうとする。アタシたちはその解き方の手助けをする。 そこまで導いてあげられるようになりたいわ。 いつかまた詳しく話すと思うけれど、 詩の読み方・解き方にはこんな方法もあると思うの。
批評家のようなことはできないから「この作品はこうだ」っていうことはしないけど、あとからその人の作品を読むときに役立つくらいのヒントになると嬉しいよね。 ウーノは服で例えたから、ボクは宝箱の鍵に例えよう。 簡単に言うと詩人の宝箱を開けるためには読み方の鍵が微妙に変わってくる。そのロックを解くためには彼らの人生や人間性を知る必要があるってこと。 そのコツさえわかれば色んな服を着こなしたり、宝箱を開けるように作品を読めるようになると思うんだ。
何よりそのコツは日常生活でも役に立つはずなの。 例えば今とは別の価値観で自分以外の生き方を認めたり、考え方を許せるようになる。 前よりもっと優しい自分になれる。 そうすれば人間以外の存在にも優しい目を移せるようになってくる。そこまでいけばもうその目に見えるすべてのものが意味と価値を持って見えるようになってくると思うわ。
だからこそ色んな国の色んな詩人の作品を知ってほしい。 どんだけできるかわかんないけど、ボクらはその窓口になれるよう世界中でやっている巡業公演を見に行こうよ。 詩人の本質は作品にあらわれるからあくまで人間は人間、作品は作品って割り切ってもらってオッケーだから。。。 。。。ね、ウーノ!
えっ!? なんかそんな言い方したら詩人のことを知って作品を読んだらツッコミどころがいっぱいだっていう感じになんない!?
あ、いや。。。それはまぁその。。。タケルの場合はそうかもしれないけど、ここに書かれるような詩人はそうじゃないかもしれないしそうじゃなくないかもしれないし。。。 よ、よし! それじゃぁノートリー兄妹の2ショット画面に移ってビシッとスタートしよう!!
ウー:あらヤダ!? 強引にやられたわ。。仕方がないわね。今度こそ台本通りにやってよね!! サー:ウーノよ。このサー・ノートリーを甘く見てくれるな!(台本チェック完了!
ウー:Ladies and サー:Gentlemen. 双子:Welcome to the Great poet's show!! ウー:世界の サー:詩人の
双子:紹介文!
ワンッ!(の)
双子:ショータイム!!
双子:開幕!
おまけ
サー:・・・・・・・・・ ウー:・・・・・・・・・
ウー:よかった。今度はうまくいったわ。 サー:あぁ〜、また間違えるんじゃないかってドッキドキだったよ〜。 ウー:ほんとよも〜。まぁ失敗は誰にでもあるわよ。そんじゃアタシ、行水の時間だから行くわ。サーチもおつかれさま〜(バサバサ〜 サーチ:ワンワンッ!
サーチ:ク〜ン。。。 サー:どうしたのサーチ? サーチ:ワウ〜(オイラふと気が付いたんですけどね。。。 サー:あ、サーチも上手に台詞が言えて安心しているんだね。よくがんばったね〜(なでなで
(。。実は台詞間違えてたのってウーねぇさんの方なんですよねぇ。。でも、このままでいたいから黙っておこっと。。。)