二人、流星群


    二人で手と手を繋いだままで 流星群降る星空眺め
    流れる星たち数えたあの日の記憶を今でも覚えている

    この世の中にはこんなに素敵な ものたちが溢れ流れているね
    そうして世界が見られていたのは隣にあなたがいたからこそさ

    二人でいたから初めて探せた ものたちばかりが胸の奥から
    溢れて流れて落ちていた時間がまだ鮮明に残っている


    何にもないのにすべてを持っていた 夜空を待っていたあの日のことは
    今でも決して忘れはしないで瞼の裏へと焼き付いていて

    毎晩花火が上がっているような お祭り騒ぎの感覚だった
    けれども今では夜空をいつまで見上げていたって輝かないね

    なぜならあなたがいない世界には どんな流星も落ちてこなくて
    代わりに涙が溢れて流れるばかりの暮らしになっている


    もし今あなたに出会えるならば もしまた手と手を繋げるならば
    あの日に見ていた二人の景色がどんなに大事であったか伝え

    二度とは離さぬ約束を立てて ぎゅぅっとこの手で握ってみせて
    夜でも怖がることなく過ごせた時間を再び蘇らせて

    星屑降る夜を一緒に明かして 互いの誤解も秘密も明かし
    過ちさえをも笑いあえるよういつかは、いつかと夢見ている



    男性v   女性v

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