わたしの体はわたしの体 あなたの体はあなたの体
凸凹しながら性差で分かれた 男と女を合わせたものが
長所と短所を両方具えた自分という名のこの欠片
これらの体はすべての欠片は 何かを描いた大事な宝
けれども一人に一つの命じゃ 一体何かも分からぬことが
人間個人の限界なんだと感じるくらいは見えてきた
自分の体は自分のものでも 自分の目線で世界を見ても
世界は少しも変わりはしないし 少しも自分を分かりはしない
同じ世界に違った欠片がいるから自分が映りだす
現実社会は歯車さながら よく似た姿や形にされる
凹凸備えて組織に属して 衝突するなと働かされる
型へとはまって世界を回して平和を気取って暮らしているが
人間個人は消耗しながら パーツに変わって悲鳴を上げる
尖った個性や変わったカラーは ルールを守れと消されてしまう
枠からはみ出ず自分を守れば何とか死なずに生き残れるが
みんなが自分を守って生きれば 世界を守っているって言える?
同じ世界で互いを見つめて 違いを認めて暮らしていれる
みんながみんなをピースにしていく新たな時代を目指そうか
あなたの体もわたしの体も よく似た姿や形であるが
よく見りゃ中身は微妙に違った DNAから構成された
非常に大きな違いを具えた唯一無二なる存在ならば
個人が宿した色んな個性は 何かを描いていくべき何か
それこそ一人に一つの命を お互い互いに繋いでいけば
みんなはみんなで無限の世界を描いていけるというのであれば
あなたもわたしもみんなが一つの 全部の一部と信じていれば
なんだか世界が違って見えるし なぜだか今より自分が見える
生きとし生きてる命の光が本当の自分を映すはず
わたしの体はわたしの体で あなたの体はあなたの体
バラバラ散らばりそれぞれ異なる 地球の箱から生まれた欠片
あなたとわたしは確かに違うが同じ場所から生まれたはずだ
自分の破片をこれから探して みんなで平和の欠片になって
社会のパーツで止まっていないで 世界のパズルのピースになって
手と手を繋いで組み立て直して平和な世界を完成させて
新たな時代を見せてくためには 数多の命が必要だから
あなたはあなたでわたしはわたしで 存在するのが大切なんだ
みんなの欠片が繋がり合えれば世界は平和になれるんだ
【voice】
fin