わたしの隣のシーソーへ


    今までなかった気持ちの幅が あなたと出会って大きくなった
    自身のゲージが広がるそのたび シーソーがさらに豪華に変わり
    あなたと二人で両端に座り浮いては沈みを楽しんだ

    出会えてなければ見えない景色や 新たな自分を知り得なかった
    思想も変わって思考も整い 本当の自分でいられるみたい
    あなたと二人でいつまで経ってもこうしていれると思っていた


    けれども時間は残酷なようね そう簡単にはいかないもので
    端っこ片方ずぅっと取っていた あなたの姿はもう見えなくて
    わたしは一人で決して浮かない大きなシーソーの隅に立って

    広げた分だけ寂しい気持ちを 埋められないまま起伏に負けて
    沈んだそのままもう浮けないのか あなたの代わりを必死で求め
    再び満ち足り浮いたり沈める暮らしを探して声に出す


    誰もが心の座席に一人は 隣に乗せたい相手がいるわ
    乗せたら乗せたでその反動から こんなに悲しい気持ちになるが
    それでも誰かを乗せないだなんて人生大半損しているの

    誰かを愛することっていうのは 自分や相手を大きくさせる
    シーソーみたいに楽しい時間を 死ぬまで保って生きていたいの
    寂しい同士の出会いを迎えてわたしの端へと乗りに来て



    男性v   女性v

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