バードマン


    肉食動物みたいに強く 自分を誇示する力がなくて
    弱肉強食社会のこの世で 取り残されている種族がぼくで
    ましてや草食動物のように器用に群れては生きられない

    だったら自分は何者なのか? どういう種類の動物なのだ?
    考えたけれどどうやらぼくなら 臆病な鳥がお似合いだから
    今日もこうして鳴き声作って飛ぶ夢見ながら生きようか


    翼もないのに羽などないのに 鳥って思える根拠は特に
    好きって意外に理由がないけど 求愛するなら歌って踊り
    自分が育てたこの詩を広げて羽へと代わって魅力に変えて

    愛する誰かに認められるのか どうかをちょっぴり考えたけど
    やっぱりダサいし肉食動物 のように格好よくなれないし
    「これって本当に武器?」って思える羽しかないって気付いていく


    巣作りしながら雌鶏迎えて 歌って踊って求愛していく
    自分の世界を広げて彼女へ 歌って踊れば愛されていく?
    そんなの絶対現実社会じゃ通用しないと分かっているが

    飛びつつ逃げつつ生きている感じが 何とも自分に共感できる
    ぼくなら一体どういう動物 なのだと例えてもらえば鳥と
    答える準備はもうできているから彼らを理想に生きていくよ



    男性v   女性v

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