Heart in Bugs
「虫の居所悪い」と言って 体の心地が悪いからって
新たな居場所を求めることって そんなに良くないことではなくて
やりたくないのにやらなきゃならないことなどするべきことじゃない
あらゆる虫には独自の居場所が 季節の中には決まってあって
自分が生き得る最適になれる 環境を選び好んで潜む
人間の中にそんなセンサーがあるっていうのを分かっていないか？
人間だからと一つにまとめて 何かで勝ち負け決めていくだけで
グループ分けして差別をしながら 生きているだけって悲しくないか？
人にはその人独自の個性や虫を体内に抱えている
動物占いのように人には ある種に似ている要素があって
それは普通じゃ見えないところで 時には異常を起こしていって
そうしてようやく自分がその場に向くか向かないか分かれるもので
一緒くたにして安易にまとめて 教育したって意味などないね
その人がどんな虫なのかを知り どんな種族かを知っていくことは
色んな場所から色んな人へと出会いと別れを続けなくては
家族は選べず種族も分からず 生まれて生きていくぼくらは過酷
けれども何度も自分を見つめて 何かを試して続けることで
ようやく虫の居所の良さを感じる居場所に出会えていく
身体に住んでいる自分を操る 虫の鳴き声をよく聞き生きろ
どんな環境やどんな人間が 自分に向くのかよく確かめろ
やりたいことして生きていくことなどできないぞという言い訳なんて
自分を知らずに育ってしまった 何者でもない生き物だから
あなたがどういうタイプの虫かを あなたが知れたら幸せなんだ
人間の中にそんなセンサーがあるっていうのを信じられたら
人にはその人なりの生き方や 価値観があって当然だよと
思えて今より世界が広がり 多様に満ちていく生態系が
叶っていくから虫の居所が住んでいる心を確かめな
【voice】