あなたに出会えた気持ちを糧に わたしは溢れた涙を胸に
雨ほど集めてパレットに乗せて 無色透明を虹色に変え
心の絵筆で無限の白紙に言葉を綴って生きているの
他人に見せても見えないらしいの なぜなら涙は透明だから
気持ちは不可視で基本は無価値で 物ではなくって見えないもので
作られているから詩なんて言葉は余りに無力で虚しいものね
だけれど最初に自分が信じて 誰かも信じてくれればきっと
力に変わって届いていくから 心の絵筆は止められないの
言葉の力を信じているから夢を描くのをやめないの
一休さんでもちんぷんかんぷん 謎めく言葉を並べて綴る
分かって欲しいの地雷を仕掛けて 足踏むその日を待ちわびているわ
仕掛けが解けたら心が爆発、謎解く心地を感じていられる
その日が来るまで必死に埋め込む 自分と向き合い気持ちを紡ぐ
願いをかけての絵空を描いて 青空一面画板に変えて
暗がる俯くその顔上げさせいつでも夢見て生きさせたいの
白黒だけしか付かない暮らしに 夢幻のカラーを綺麗に乗せて
あなたの微笑む笑顔が見たくて 天地を跨いでペイント続け
見るもの聞くものすべてを塗り替え新たに修復していたいの
わたしはあなたに出会えたことに 奇跡を見出し喜び常に
胸へと抱えて絵の具を備えて パレットの中をいっぱいにして
溢れんばかりの気持ちを言葉の絵筆で描いていこうとするの
他人に見せても見えないけれども 涙はとってもカラフルなのよ?
そのとき感じた想いの種なら 瞳の中から溢れていくから
その種撒くよう胸へと咲くようあなたの心に飛ばしていくよ
言葉にできない想いを絵筆に 言葉で塗り替え続ける行為
無限に溢れる言葉を相手に あなたに届けていきたい想い
詩を書くこととは心の絵筆で夢を描いていく絵描きだよ
【voice】