未知なる客への反逆歌


    「生まれて来なけりゃよかったな」って 思えることなど山ほどあって
    「どこから来た?」って親見て笑って 恨んだ自分も昔はあって
    世界に余分な自分の命がどうしてあるのか思っていた

    けれどもこの世の中には見えない 世界というのも山ほどあって
    「生まれて来たい!」と思っているのに 生まれて来れない命もあって
    赤子や虫まで生身の座席を待ちわび続ける居場所があって

    宇宙の果てから流星のように 魂降っている仕組みを知って
    どんな存在であったとしたって この世に居られる奇跡のそれは
    銀河の因果の大事なパーツの一つのピースと理解した


    誰もが何もが大なり小なり 役割授かり顕在化をし
    生身の身体の器の中へと 意識を込められ主観を持って
    生きていく試練が課されているのが世界全体の共通事項

    命は命の数だけ役目が 存在しながら現実となり
    未来で待っているまだ見ぬ命に 入っていくべき器を増やし
    誰かを愛して子供を増やして繁栄しながら座席を作り

    進歩や進化を歩一歩一歩と していくようにと計画された
    リアルな神話の一大舞台に 出演している役者であって
    壮大極まる宇宙解明の一部を担った者たちだ


    ぼくらが生まれて生きている理由が 知らされないまま居させる訳は
    知ったら座った星々の中で 見ている観客全員たちが
    先々分かって退屈していくからこそ隠していやがるはずだ

    結末知っている映画や小説 見ていくことほどつまらぬことを
    知っているからこそ自分が誰かを 自分で探して生きていくことを
    未知なる世界の不可視でおかしな客たちみんなは推奨している

    それさえ分かれば「どうして生まれた?」 だなんて思わず生きられるはず
    なぜなら自分がどんな人間か 見返してやれる機会に見える
    世界に余分な命は一つもないって思えてくるからだ



    男性v   女性v

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