神体宇宙


    宇宙に漂うこの地の中で 我が身と向き合いこの場をみれば
    心に広がる宇宙の姿にこの身を持ちうる名が見える

    日ごとに広がる銀河の彼方は 日ごとに伸びてる彼の名の体
    次元も超えてる寿命を生きてるその身はまだまだ成長してて

    核もち生まれた体の組織が 生死の代謝で隙間を満たし
    細胞さながら散らばる星からあらゆる縮図を見せてくる


    左右で一つの器官をもった 雌雄に分かれた番いの命
    対なる神秘の欠片を残して箱舟がわりに廻りに巡り

    最小単位の一つの星へと 宇宙のすべてのデータを乗せて
    遺伝子さながら流れる地球はどこからどこへと向かうのだろう?

    愛され蒔かれた宇宙の種である あの地もこの血も絶やさずゆけば
    遠い未来でなにかと結ばれ生きてる答えが実るだろう


    命の木である神経網へと 光の指令を与えるように
    魂さながら輝くあの陽に命を生かせる意志が見える

    あらゆる命は銀河の縮図 すべてのミクロはマクロの縮図
    すべてのぼくらはミクロの宇宙、あらゆる自然のマクロの一部

    宇宙全土のこれらのすべては みんながみんな、兄弟なんだ
    神様さながら生きてる宇宙にぼくらのあるべき姿が見えた



    男性v   女性v

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