心火花火


    わたしの闇夜に咲き乱れるのは 花火によく似た色をした心火
    恋する気持ちは内なる奥から 彩り与えてかくあるものか
    優しく激しく飛び火をしながら動き回っていくこの火花

    あの子に負けたくないこの心地は 炎に変わってよく燃え上がり
    打ち上げ花火が心の底から 打ち上がるけれど景色はいかが?
    目当ての彼氏を振り向かせるには他よりド派手にいかなくちゃ


    怒りや憎しみ、嫉妬が高まり 塊集めて打ち出す力
    一見、負による感情ばかりが 目立っているけど一回咲けば
    誰もが持っている心の闇へと光を放って飛び散るこれは

    そんな感情を清らかに消して 熱い衝動で温められる
    一瞬だけれど世界全体を カラフルに染めて消えていくけれど
    心の中へと余韻を残して残光焼き付けられるもの


    太陽のように永遠じゃないし 月とも違った気持ちの花火
    闇夜を切り裂き夜空に大輪 咲かせていきたい心火の名残
    自分も他人も焼き尽くさないで内なるところで昇華をさせて

    花咲く笑顔で見上げさせるのが 本心で想う私の役目
    華やぐ気持ちを与えていきたい 心はいつでも可憐な乙女
    爆発するべく生まれてきたのはあなたに笑って欲しいため



    【voice】

    男性ver.空きスペース(声の音源募集中)

    女性ver.空きスペース(声の音源募集中)

    この作品への音・絵・動画募集中

    ▶『恋坂ヘブン』

    ◀『sweetheart』に戻る

    @感想を送る

© 2018 未完文楽団.All Rights Reserved.