あなたが右ならわたしは左 あなたが先ならわたしは後に
ステップしながら踊っていくのが二人の暮らしのダンスのマナー
男が外なら女は家から 支えていくのが社交の作法
手と手を繋いで役割守って華麗に回ってリズムにのって
あなたとわたしで暮らしていたのに あなたがいなくてわたしは一人
残っていながら思っているのは「どうして失くした? パートナー」
男は機械に仕事を奪われ 女は社会の舞台に立って
お互い互いにお金に追われて乱れてしまったペースのせいで
あなたとわたしは足並み揃えて 暮らしていくのが苦しくなって
手と手を合わさず目と目も合わさず言葉も交わさずお別れしてる
男であるから女であるから あなたはこっちでわたしはこっち
「あぁしてこうして踊ってなければダメ!」っていうのがマズかった
あなたが右でも左であっても わたしが後でも先でもいいよ
男が内でも女が外でも踊っていけたらおかしくないの
あなたが誰でもわたしが何でも 一人でいるより二人でいたい
お互い互いの時間を刻んでまいにち毎日踊りませんか?
いつまでいれるかいつまでいるのか 予想もつかない暮らしの舞台
それでもいいから離しはしないでわたしを愛してくれますか?
【voice】