飛花乱舞
命の盛りの期限が過ぎたら 散っていく定めを持っているものが
野にあり木に咲き華やぐ花たち それからぼくたち全人類に
宿った宿命、だけれど天命果たしていくよと咲き乱れるよ
言の葉木の葉を並べて伝えて あなたに向かって想いよ、届け
だなんて彩りその人それぞれ 違った種類の花を担って
生まれて死んでの輪廻を何度も続けて見せていく飛花乱舞
この世の中にはあらゆる命が 咲いているみたいにぼくには見える
いつかはどこかで必ず咲くから 歴史は必ず繰り返される
あたかも花舞う景色を眺めて毎日元気に暮らしているね
盛りは違って個性もそれぞれ 春夏秋冬咲く時期があり
いつしか風へと吹かれて散っては 消えていくぼくらの人生模様
時間は残酷、けれども優しくすべての命を流していく
永久不変のものなどないから 花咲くこの世の謳歌をしよう
けれども輪廻は必ずあるから 誰かと結ばれ遺伝子継ごう
現世を楽しみ来世に期待し今いる自分も他人も愛し
乱舞をしている花舞う社会の 景色で一緒に踊り明かすよ
酒などなくても楽しいものだよ 生きるというのは咲くってことを
忘れていないなら散っても忘れず記憶に残っていくんだよ
【voice】